昨日、久しぶりに以前いた大手住宅メーカー時代の先輩に会った。
その先輩は、見た目も体が大きく包容力があるので、ついついいろんな話をしてしまう。
その話の中で決意した事があるので、その事を書きます。
その先輩は、数年前にお父様を亡くされ、その後に奥様とも離婚され仕事も辞めてストレスの無い生活を楽しんでいると言う人だ。
詳しく聞くと、お父様がお元気な時に3階建ての二世帯住居を建てられたのだが、1階に自分が住み、2階と3階は娘夫婦と離婚した元奥様が住んでいるという。
2階3階は名義を奥様にして、お金の話も計算して全てきっちりと済ませているらしい。
ご長男は先輩の考えとは違って大学には行かず専門学校に行きたいとの事で、その授業料は奨学金を借りて、ご長男が働いて自分で返す事で話し合いして納得されたそうだ。
アルバイトして足りない分は援助するけど、よっぽどの事がない限り、金銭的なストレスは無いそうだ。
僕自身は住宅ローンがあと数回で完済するのだが、長男と次女の学費は僕自身が払うつもりだった。長男の専門学校に行く3年間はまだ授業料の分を稼がないとと考えていたので、かなり衝撃的だった。
僕自身は長い間、大手企業を辞めてフルコミッションの世界で仕事をしてきたので、当然収入は安定はしないのだが、今まで何とか苦労もしてやりくりしてきた。
そんな話をすると、昔の営業成績が優秀だった僕を知っているその先輩が一言いった。
「今までよく頑張ってきたね。でも1人で頑張りすぎだと思うよ」
この一言は僕にとって久しぶりに聞く承認の言葉で思わず涙が出そうになった。
「1人で全部背負い過ぎ、もっと身軽になった方がいいよ。」
その先輩はお父様の遺産があり、仕事をしなくてもいい方だけど、昔買った高級車も売却し今は普通の車。既に、好きなことだけをする生活をされていた。
最後に、僕がこれから始めるスリランカでのツアーも、行きたい国なので是非行くときは誘って欲しいと言ってくれた。先輩ありがとうございます。
僕にとってここ数ヶ月が正念場。
”早く手放すものを手放して、身軽になろう”と決意した日になった。
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