「なぜWHY発見と言うのか?」
既にサイモン・シネック氏の「ゴールデンサークル」のTEDトークをご存知の方は多いと思っていた。TEDトークの再生回数4000万回は歴代3位。
ところが、日本においてはそうでもないようだ。そんな方のためにTEDトークの動画を数分見て頂いた方が話が早い。
この動画をご覧になっていただくことで、今回の話に入って来てもらいやすい。
このゴールデンサークルの話をサイモン・シネック氏は10年前から話していて、アメリカでは大成功している。
今年1月25日に出版された「FIND YOUR WHY日本語版」は題名のごとくWHYの発見の手順書になっていて、日本語の翻訳も上手に読みやすく翻訳されている。
僕は縁があって、その翻訳者の島藤真澄氏とこの本の内容に関して、3ヶ月ぐらい数名のチームを組んで、ワークショップをするために自分たちのWHY発見の手順書通りに学んだ事がある。
僕は、すぐに”WHY発見の価値がすごく高い”と感じた。
そんな直感も感じていただいている方は日本にもいらっしゃると思うが、日本ではなかなか伝わりにくいのも事実のようだ。
実は、この円の中心にある部分は、脳の断面図の中心部分と並べるとよく分かるが、大脳辺縁系に当たる部分で、直感や忠誠心、信頼などを感じる非言語化の領域にあたる。そこが”WHY””HOW”と重なっていて、非言語化になっているため、故に自分ではわからないのである。これはサイモン・シネック氏が適当に言っているのではなく、生物学的に証明されているのである。
しかも、その自分のWHYは10代半ばから10代後半に完成されているという。それを、見つけ出すためには、その過去の自分の思い出を思い出して、褒められたことや叱られたことなどを深掘りして探していくという作業が必要になるのだ。
こんなこと、自分では出来ないよ!
カウンセリングでもコーチングでもない!
”共感を持って聞く”を2時間から3時間ぐらいデキる人にお願いする。
無意識で話している言葉の中に、発見したいキーワードが眠っている。
非言語化の部分を思い出しながら話しているので、自分では知らず知らず言葉で話しているのである。その言葉の中には、何度も同じ言葉を話すこともあるが、自分ではそれがわからないのである。
だから、分かる人に聞いてもらうと、わかるのである。
そして、自分のWHYにあたる言葉(キーワード)を見つけてくれるのです。
だから、「WHY発見」するというのです。
僕のように50年以上経っていると、10代の頃を思い出す事が簡単には出来ないです。
いろんな事、思い出すきっかけが必要です。たとえ辛いことが一杯あって思い出したくないと自分で蓋をしている人は、思い出すのも辛いかも。
もし、自分のWHYを発見したいと思う人は、是非リクエストしてください。
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